適当に適応

適応障害と診断された男のつぶやき

なぜ「適応障害」となったか③

5. 適応障害とは?

心療内科で診断を聞かされた後、実のところあまりショックを受けたり、というようなことはありませんでした。それまでに自分の身体に起こっていたことが何なのかを調べていて、何となくこれに当てはまるんじゃないか、とある程度予想できてたからです。

適応障害」というのは、ストレスに適応することができずに起こる病気のことだそうです。例えば、仕事によるストレスが原因で発症した場合、体調がおかしくなって出勤することができない、仕事に身が入らない、などの症状が現れます。一旦職場を離れれば、仕事のストレスから開放されるので、症状はおさまります。しかし、翌朝になるとまた強いストレスにさらされてしまい、なかなか起きることができない、ということが起こります。

自分の場合も、このような症状が多く当てはまりました。特に、強い疲労感や、どんなに眠ってもスッキリしない不眠感に以前から悩まされていました。睡眠の質を高める方法や色々なサプリメントを試してもなかなか改善しなかったのも、これが原因だったんだなと思われます。

また、しばらくすると出勤の時間が近づくたびに動悸や目眩などの症状が現れ始めました。これでは危ないと思い、自分で調べてみた結果、適応障害の症状とよく似ていました。そのために、心療内科を受診するという行動につなげられたんだと思います。

 

 6.これからのこと

診察を受けた医師によると、適応障害の治療は、「休養」と「薬物療法」の2本柱で行われるとのことです。

診察後すぐに直属の上司へ連絡し、翌日から休職することとなりました。おそらく、まず3ヶ月は休む事になると思います。正直なところ、すぐにでも今の職場は退職したいです。休養期間を経て回復したとしても、また同じようなストレスを受ける可能性が高いからです。ただ、医師によると、それは今の状態がそう思わせているだけで、休むことで気持ちが落ち着くと、また考えが変わってくるかも知れないので、まずは休職するように、との指示を受けました。

確かに、今がもっともネガティブな精神状態なので、マイナスな事ばかり考えてしまうのかも知れません。まずはしっかり休んでストレスを切り離し、心身の回復をはかりたいと思います。内服治療も開始しています。薬の事に関しては、また別の機会に書いてみたいと思います。

ただ休むだけでは時間がもったいないので、適応障害について自分なりに調べて理解したことを、このブログに書いていきたいと思います。それと、仕事に追われてなかなか出来ていなかった趣味の活動にも時間を当てていきます。その辺りも記事にしていく予定です。

 

 ↓今回の記事の参考にした書籍です。ご参考までに。