適当に適応

適応障害と診断された男のつぶやき

なぜ「適応障害」となったか ①

さて、私がなぜ適応障害を患ってしまうことになったのか、ということについて書き綴ってみたいと思います。

 

 1. これまでの経歴

私は看護系の大学を卒業し、とある急性期病院に就職し、看護師としてのキャリアをスタートしました。その当時は今と違って看護師の数が圧倒的に少なく、さらに配属先には怖い先輩がウヨウヨしていたため、それはもう地獄のような毎日でした😅

そんな状況ですから、一緒に配属された同期は1年を待たずに退職してしまいました。しかし私は、「ここで諦めたら絶対に後悔する」という訳のわからない根性論に基づいて、その現場で働き続けることを選択しました。

 

その後、部署移動をすることはありましたが、職場自体は変えずに経験を積んでいきました。

そして4〜5年ほど前、当時の部署長から、ある分野の認定看護師を目指してみないか、と声がかかりました。(※認定看護師:ある特定の分野について専門的な知識・技術を習得し、高度なケアの提供や現場での指導を担う看護師のこと)

 

もともと興味を持っていたことでもあり、自分自身のキャリアアップに大きくつながるだろうということで、資格の取得を目指すことに決めました。その後、半年の研修と認定試験を経て、無事に取得することができ現在に至ります。

 

2.ストレスと体調の異常

認定看護師としてのキャリアがスタートし、さまざまな仕事を任されるようになり多忙な日々が続くようになりました。初めのうちは、自分の将来につながるための試練のようなものだと考え、苦しい状況に耐えながら業務をこなしていきました。

 

 ところが、ある時期から、出勤の時間になると体調に違和感を覚えるようになりました。初めは、少し胃が重いという程度のものでした。毎日続くようなものではなかったため、その時は様子をみてみようということにしました。

 

しかし、それからしばらくすると、やはり出勤の時間が近づいた頃に、頭痛やめまい、胸の圧迫感などの症状が出始めるようになります。仕事中にも、こういった症状が続くようになり、集中力が続かず、仕事に支障をきたすようになってしまいました。