休職の期間をどう過ごすか
適応障害と診断を受け、休職に入って今日で3日目。
自分の場合、職場以外での精神状態はほとんど落ち着いているため、割と普通に過ごせているのかなと思っています。
休みといっても、目覚める時間は普段とほぼ変わらず6時前後。なので今朝は軽い筋トレと30分ぐらいのウォーキングをやってみました。
流石にもう夏なので暑かった。でも朝日を浴びると気持ちがいいですね。しばらく続けてみようかな。
その後、午前中は家の掃除や洗濯など、できる家事をやっていました。何もせずにいると却って落ち着かないので、このほうが気分転換になるみたいです。
午後まではゆっくり家で過ごして、妻と一緒に息子の保育園のお迎えに。その帰りに近くのビーチで散歩。
海はやっぱりいいですね。いい癒しの時間でした。
ただ、こういう時間の中でも、時々仕事の事が頭をよぎると、ツラい気持ちになってしまいます。それに飲み込まれず、この障害とゆっくり向き合っていけたらいいな…と思うばかりです。
なぜ「適応障害」となったか③
5. 適応障害とは?
心療内科で診断を聞かされた後、実のところあまりショックを受けたり、というようなことはありませんでした。それまでに自分の身体に起こっていたことが何なのかを調べていて、何となくこれに当てはまるんじゃないか、とある程度予想できてたからです。
「適応障害」というのは、ストレスに適応することができずに起こる病気のことだそうです。例えば、仕事によるストレスが原因で発症した場合、体調がおかしくなって出勤することができない、仕事に身が入らない、などの症状が現れます。一旦職場を離れれば、仕事のストレスから開放されるので、症状はおさまります。しかし、翌朝になるとまた強いストレスにさらされてしまい、なかなか起きることができない、ということが起こります。
自分の場合も、このような症状が多く当てはまりました。特に、強い疲労感や、どんなに眠ってもスッキリしない不眠感に以前から悩まされていました。睡眠の質を高める方法や色々なサプリメントを試してもなかなか改善しなかったのも、これが原因だったんだなと思われます。
また、しばらくすると出勤の時間が近づくたびに動悸や目眩などの症状が現れ始めました。これでは危ないと思い、自分で調べてみた結果、適応障害の症状とよく似ていました。そのために、心療内科を受診するという行動につなげられたんだと思います。
6.これからのこと
診察を受けた医師によると、適応障害の治療は、「休養」と「薬物療法」の2本柱で行われるとのことです。
診察後すぐに直属の上司へ連絡し、翌日から休職することとなりました。おそらく、まず3ヶ月は休む事になると思います。正直なところ、すぐにでも今の職場は退職したいです。休養期間を経て回復したとしても、また同じようなストレスを受ける可能性が高いからです。ただ、医師によると、それは今の状態がそう思わせているだけで、休むことで気持ちが落ち着くと、また考えが変わってくるかも知れないので、まずは休職するように、との指示を受けました。
確かに、今がもっともネガティブな精神状態なので、マイナスな事ばかり考えてしまうのかも知れません。まずはしっかり休んでストレスを切り離し、心身の回復をはかりたいと思います。内服治療も開始しています。薬の事に関しては、また別の機会に書いてみたいと思います。
ただ休むだけでは時間がもったいないので、適応障害について自分なりに調べて理解したことを、このブログに書いていきたいと思います。それと、仕事に追われてなかなか出来ていなかった趣味の活動にも時間を当てていきます。その辺りも記事にしていく予定です。
↓今回の記事の参考にした書籍です。ご参考までに。
なぜ「適応障害」となったか ②
3. 前兆
いくら辛いとはいえ、家族もいる以上、仕事を辞めるという決断はそう簡単にはできません。ただ、コロナ禍が重なった事で、職員による院内クラスター防止のために、「体調不良の時は遠慮せず休みなさい」という風潮ができたため、あまりにもきつい時には休んだり、早退をしたりして、どうにか誤魔化しながら仕事を続けてきました。
しかし、いつまでも誤魔化しは効かないもので、段々と感情のコントロールが上手くいかなくなり、仕事に大きな影響を及ぼすようになります。
これがおよそ半年くらい前のことで、その頃から「この仕事は向いていないんじゃないか」と思い、退職も視野に入れた上で当時の上司に相談しました。その結果、まずは今の業務量を調整してみて、負担が軽減できるよう工夫してみてはどうか、という返答で終わりました。
確かに、業務の負担が軽減できれば、今の状態も改善するかも知れないと考え、この職場に残る事にしました。実際、少し気持ちが楽になったと感じることもあったので、この方向で行ってみようという事にしました。しかし、今思えば、この時起こっていたことが前兆だったのでしょう。
4.限界
その後しばらくは、症状はあるけどそこまで強くもなかったので、我慢しながら仕事に行き続けていました。しかし先日、1人の上司とのトラブルが引き金となり、状態が悪化してしまいました。さらに、その後、別のトラブルに巻き込まれることになり、自分の心に限界がきてしまいました。
頭の中は「ここを辞める」一色で、仕事に行くたびに目眩、動悸、頭痛の繰り返し…
これでは持たないと判断し、意を決して心療内科を受診しました。
診察の結果は、「仕事に関連した抑うつ状態」、いわゆる適応障害の状態で、長期の休養と薬物療法が必要だということでした。そして今週から、休職することとなりました。
なぜ「適応障害」となったか ①
さて、私がなぜ適応障害を患ってしまうことになったのか、ということについて書き綴ってみたいと思います。
1. これまでの経歴
私は看護系の大学を卒業し、とある急性期病院に就職し、看護師としてのキャリアをスタートしました。その当時は今と違って看護師の数が圧倒的に少なく、さらに配属先には怖い先輩がウヨウヨしていたため、それはもう地獄のような毎日でした😅
そんな状況ですから、一緒に配属された同期は1年を待たずに退職してしまいました。しかし私は、「ここで諦めたら絶対に後悔する」という訳のわからない根性論に基づいて、その現場で働き続けることを選択しました。
その後、部署移動をすることはありましたが、職場自体は変えずに経験を積んでいきました。
そして4〜5年ほど前、当時の部署長から、ある分野の認定看護師を目指してみないか、と声がかかりました。(※認定看護師:ある特定の分野について専門的な知識・技術を習得し、高度なケアの提供や現場での指導を担う看護師のこと)
もともと興味を持っていたことでもあり、自分自身のキャリアアップに大きくつながるだろうということで、資格の取得を目指すことに決めました。その後、半年の研修と認定試験を経て、無事に取得することができ現在に至ります。
2.ストレスと体調の異常
認定看護師としてのキャリアがスタートし、さまざまな仕事を任されるようになり多忙な日々が続くようになりました。初めのうちは、自分の将来につながるための試練のようなものだと考え、苦しい状況に耐えながら業務をこなしていきました。
ところが、ある時期から、出勤の時間になると体調に違和感を覚えるようになりました。初めは、少し胃が重いという程度のものでした。毎日続くようなものではなかったため、その時は様子をみてみようということにしました。
しかし、それからしばらくすると、やはり出勤の時間が近づいた頃に、頭痛やめまい、胸の圧迫感などの症状が出始めるようになります。仕事中にも、こういった症状が続くようになり、集中力が続かず、仕事に支障をきたすようになってしまいました。
ごあいさつ
初めまして。当ブログ管理人のヨッシーと申します。
看護師をしていて、もうすぐ40を迎える中年オヤジです。妻と、1歳の息子と生活しています。
音楽が趣味で、DJもしています。もっとも、このコロナ禍でその機会はめっきり減ってしまいましたが…😅
そんな私ですが、つい先日、ストレスからくる体調不良のために心療内科で診察を受けたところ、ストレス反応からくる抑うつ状態との診断を受けました。いわゆる、「適応障害」というものです。つい最近も有名人が同じ病気で活動休止すると話題になっていたあれです。
治療のためには休養と薬物療法が必要だということで、今日からしばらくの間休職することになりました。ただ休むのはもったいないので、今の自分の状態と向き合う意味も兼ねて、ブログを始めてみることにしました。
病気のことだけでなく、趣味の事や日々の生活のことも気ままに書いていきたいと思います。
それでは、よろしくお願いします👋